不知火町と言ったら 有名なフルーツが 「デコポン」 。
その産地ともいえる場所に道の駅があるので行ってみました。
所在地
国道266号線を天草方面へ進む途中、不知火海に面した場所に 「道の駅 不知火」 があります。
温泉センターと物産館が同じ敷地になっていて、駐車場もかなり広くなっています。
ここの温泉センターは結構大きく敷地の大半を占めています。
残念ながらこの立派な建物の温泉センターはコロナの影響で休業中とのことでした。
張り紙を見てがっかりして振り向くと、何かの石碑があり近寄ってみると
八代亜紀さんと不知火情話の歌詞が彫られた記念碑でした。
今は亡き矢代亜紀さんを思うと少し淋しい気にもなります。
物産館
物産館の外では、ファストフードやお洒落な釣具屋さん、古布を使った服屋さん等があります。
今回外のテントでは地元の柑橘類が販売していましたがほぼ完売状態でした。
特産品
物産館に入ると左側に鮮魚コーナー、中央に野菜、柑橘コーナーがあり、右側が醤油や加工品などが並んでいます。
今回はデコポンを買いに来たのですがありませんでしたので、店員さんに尋ねるとここにある 「肥の豊」 の事みたいだったのでそれを購入しました。
確かにデコポンの形をしているものの 「デコポン」 とは書いてありませんでした。後から調べてみました。
肥の豊 (品種:不知火): 不知火を種子親に使用+マーコットを交雑して育成
特徴としては樹勢が強く減酸が早い。
つまり不知火に比べ収量が多く酸味が減るのが早い(収穫した時の酸味も低い)為、
収穫して貯蔵の期間が短く済むといういわば不知火の改良版である。
デコポン(品種:不知火): ポンカンと清見を交雑し育成した物が不知火。
その中でも糖度が13度以上で酸度が1.0度以下の条件を満たしたもの。
不知火のエリート版ですね。
それに加えて、JAから出荷されるものだけが “デコポン” を名乗れるという。。。なぜなら、熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)の登録商標だからです。
肥の豊(不知火): 触った感じぶよぶよした感じで真ん中の空洞が気になります。
袋の皮も薄く苦みもなく、中はジューシーで酸味もほとんどなくとても甘い。そして種も無い。あっぱれ。
一番しょうゆとにんにく味噌を購入しました。
一番しょうゆ: 濃口の醤油で若干甘さとコクがあり、刺身などには抜群に合います。
私は卵かけご飯でもとてもおいしくいただきました。
にんにく味噌: ピリ辛と書いてありますがそこまで辛くもなく、少し甘めのにんにく味噌があつあつのご飯にのせて食べるととてもおいしい。
あと納豆と混ぜて食べるとまたおいしい。ぜひ試してみて下さい。
最後に
現在は温泉センターは休業中です。早く再開してもらいたいものです。近くに寄られたらぜひ立ち寄ってみるのもいいでしょう。
物産館: 9:00~17:00
休館日: 12月31日~1月4日